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お気楽極楽なSS発表会

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[38644] コードギアス 戦場のライル B2 BERSERK-50『フレイヤ…前編2』
健 - 2019年09月04日 (水) 18時20分

〈ごきげんよう、シュナイゼル。〉

オープンチャンネルでルルーシュはシュナイゼルにつないだ。

〈ルルーシュ、降伏するなら今のうちだよ。こちらにはフレイヤの用意がある。〉

〈フレイヤ?撃てるかな、貴方に。我が旗艦アヴァロンには各合衆国代表の方々もおられるが?〉



「人質を盾にする気か!」

「そこまでするなんて…!」

星刻とカレンが憤っていたが………



「普通、そうするよね?」

海棠は冷めた反応だった。まさか、人質は別の場所になんて期待をしていたのか?

〈ああ、俺でもそうする。〉

ゼラートも同意見だ。海棠とて好ましくないやり方だが、ルルーシュの場合は別だ。これくらいしなければ、あの場で強硬手段に出たりしない。



〈シュナイゼル、貴方には関係のない人達であるが?〉

〈そうだね、世界の平和とわずかな命…〉

〈撃つなよ、シュナイゼル!〉

星刻が割り込んだが、シュナイゼルは各合衆国が代表代行が選出された事実を把握しているが、星刻は食い下がる。

ライルはそれを見て、当たり前だとも思った。そもそも、シュナイゼルはルルーシュを討ってナナリーを正当な皇帝として擁立すれば後は傀儡政権が成り立つ。そのためにわざわざ各合衆国代表を助けるために手を貸してやる義理などないのだから。

全てにおいて、兄様とルルーシュが上手だな。しかし、本当に変わってしまったんだな。

方法としては正に理想的だが、ゼロの時とはかけ離れすぎている。母の暗殺が原因で何かが壊れたか、それとも………



シュナイゼル側の戦力はダモクレスを除けばモルドレッドのみ………『黒の騎士団』の指揮系統と分割されている以上連携は望めないし、通常戦闘ならばいざ知らず各合衆国代表の安全の考慮という足かせがある以上は間違いなく、星刻は後れをとる。

選択の余地はない……か。

エルシリアだけでなく、後から合流したライル軍の指揮官達が察していたとおり………案の定、斑鳩から神虎が出てきた。

〈これで『黒の騎士団』はシュナイゼル兄さんの駒になったんですね。〉

「ええ、しかもこの場だけの使い捨て……」



「各合衆国代表がアヴァロンにいる時点でこうなることは確定、か。それも見越して……が、中級指揮官のないルルーシュは不利になるはず。それを見越していないはずが。」

旗艦がリヴァイアサンである以上、海上部隊の指揮になったバルディーニは太平洋側で待機していたが、どうしてもその先の意図が気がかりだ。

直属軍がギアスの影響下にあるとした場合、星刻や藤堂などの前線指揮官がルルーシュの側にはいない。通常戦闘ならばスザクとジェレミアがいるとはいえ、外部から合流したライル達を急場凌ぎで指揮官にしては画一された系統がほころびてしまう。

何か、手を用意しているのか?



戦闘は緩やかだった。互いに陣形を変える、または部隊を伸ばすか牽制を行う……その繰り返しだ。

戦いを見届けたいという理由で拘束されたままケアウェントのブリッジにいたラルフは……

「これ……すごい、攻防なんですよね?」

「ああ……なんという。」

ゲイリーは思わず、感嘆してしまう。

「あの、どういうことですか?」

「私達の目には、互いに部隊の配置を換える繰り返しにしか見えないんですけど。」

素人の有紗や優衣にはそう見えてしまう。しかし……



「どっちも化け物ね……」

クラリスは感嘆するばかりだ。二人とも並外れているのは分かっていたが、ここまでとは。

互いに並外れた指揮官だからこそ、意図を読み取れる。正に腹の探り合いだ。

あいつらもこれの半分くらいやってれば『ユーロ・ブリタニア』の時だってあそこまで酷くなかったでしょうに。



「もう別次元だな、こりゃ。」

〈ああ、『黒の騎士団』が事実上ゼロのワンマンチームになったのもこれでは無理がない。〉

海棠とゼラートは主義主張や先を見据える能力だけでなく、指揮官としての能力もゼロがぬきんでていたことを改めて実感した。そして、ゼロがいなくなった途端にこうなるのも必然だと、改めて確信した。



しかし、ブリタニア皇族達は……

〈このまま行けば、ルルーシュがしびれを切らすと思うか?〉

エルシリアの問いにライルは「おそらく。」と答える。

チェスやポーカーでも分かる……ルルーシュは防御より攻撃を好んでいた。つまり、焦らされれば必ず隙が生じる。

「兄様は今まで、そうしてルルーシュに勝ってきた………」

〈シュナイゼル兄さんがそれを見逃すはずがないでしょうね。〉

これまで、険悪だった中華連邦との関係をたった一年で政略結婚による平和的な解決に導くと共に『ユーロ・ブリタニア』の内乱と弱体化で困難になると思われたE.U.攻略の遅れを一気に取り返したシュナイゼルの手腕を見てきた彼らは、このまま行けばシュナイゼルに好機が訪れると見抜いていた。

今はアヴァロンに張り付くことで波長を合わせるライル達も動くとしたら、その時だ。



それが来た………徐々に囲まれていったルルーシュ軍はランスロットを中心としたKMFを突出させた。

シュナイゼルはそのわずかな隙を見逃さずに全軍を進撃させた。

「こっちの力量まで織り込み済み!!とことん、嫌な男!!」

クラリスはフローレンベルクでサザーランドを両断し、両腕のハーケンで更にガレスを撃墜した。



「前衛は破られる!我々はアヴァロンの前に出て後退を援護するぞ!」

〈イエス・ユア・ハイネス!〉

ベディヴィエールを戦闘にライルのKMF隊が引きちぎられ、突破された前衛の壁になろうとする。



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