[38345] コードギアス 戦場のライル B2 ライル軍エース用KMF解説 |
- 健 - 2018年11月05日 (月) 17時22分
ベディヴィエール 全高4.78m 重量8.79t 第八世代相当機
『フォーリン・ナイツ』のクーデターでグロースターが大破した後から開発が進められていた第八皇子ライル専用機。ランスロットを始めとした『ナイトオブラウンズ』専用機のデータも用いた第八世代相当の機体であり、ルキアーノの研究チームに特許料を支払うことで機体の外観及びコンセプトはライルの個人的趣味と得意な戦闘スタイルに最も近いパーシヴァルをベースに開発した。
腰に装備された大型のブレイドハーケン、両腕にニードルブレイザーを搭載し通常のハーケンと格闘戦用の二本のクロー、シールド及び特殊武器の機能を有した多用途兵装のニードルハーケン、胸部に内蔵された単装式のハドロン砲、MVSと同等の破壊力を誇る背面にマウントされた双剣カリバーン、ガウェインの全高に匹敵し並外れた破壊力を持つ槍ロンゴミニアトを装備した近接戦闘重視の機体である。尚、ロンゴミニアトの柄はヴィンセントのMVS同様伸縮式とすることで腰にマウントすることに成功した。
ロールアウト当初はライルの並外れた反応速度に着いていくのがやっとという状態であったが、誘拐事件後に涼子がライルのこれまでの戦闘データや操縦のくせを徹底的に分析してそれに併せたOSをくみ上げ、更にユグドラシルドライブのパワー調整及びエナジー配分なども機動力を重視させた結果、ライル以外にまともに扱えなくなった代わりに大半の『ラウンズ』専用機を凌ぐ機動力を獲得した。
武装
ロンゴミニアト×1 カリバーン×2 ハドロン砲×1 ブレイドハーケン×2 ニードルハーケン×2(クローはメギドハーケンの応用で展開式となり、展開する長さも調整可能)。
機体の色 ペールブルーと金色のツートン
機体のモデル パーシヴァル・ヴィンセント
アストラット・アベンジャー 全高4.51m 重量7.84t 第七世代相当機改修型
中華連邦のクーデター後、『黒の騎士団』との戦いに備えキャメロット協力の下で改修されたアストラット。秀作のオーダーによりサザーランドスナイパーで運用された携行型ハドロン砲を複合した新型ヴァリスを装備した他、コンクエスターユニットを流用した大型ハルバードを追加装備としている。更にヴェルキンゲトリクスやランスロット・クラブと同じルミナスコーンの技術を両腕のハーケンと肩の剣に搭載し、格闘、射撃共に向上した攻撃力重視の機体。
ただし、取り回しの悪いハルバードによって空中機動力の低下はランスロット以上となっている。
総合性能はランスロット・コンクエスターに匹敵するまでに向上するが、ランスロット同様に事実上の秀作専用機となっている。
武装
新型ヴァリス(ロールアウト間近のランスロット・アルビオンに装備されるスーパーヴァリスのダウンスペック型の模様) ソードタイプMVS×2 ブレイズルミナス 腰部スラッシュハーケン×2 腕部スラッシュハーケン×2(ルミナスコーンとして運用可能) ルミナスソード×2 対KMF戦用ルミナスコーン仕様ハルバード
機体のモデル ランスロット・コンクエスター、ランスロット・ハイグレイル
ハリファクス・ラヴァーズ 全高4.93m 重量11780㎏ 第七世代相当機改修型
ハリファクスを『黒の騎士団』との決戦に備えて改修したKMF。ブラッドフォード・ブレイブの改修案も一部採用し、メギドハーケンにデュアルアームズのリニアガン内蔵、フロートユニットのスラスター増設とコクピットへのエストックタイプルミナスソードのマウント、フォートレスモード時のルミナス・ラム展開機能の追加など近接戦闘能力と火力を大幅に向上させた。また、機体の細部に小型のスラスターを追加してトリスタンにも匹敵する機動力の獲得に成功している分ライルでも扱いが難しい機体となってしまう。
武装 ランスタイプMVS メギドハーケン×2(ルミナスコーン及びリニアガン内蔵) エストックタイプルミナスソード×2 ハドロンスピアー 内蔵型機銃 ルミナス・ラム(フォートレスモード時のみ使用可能)
機体のモデル ブラッドフォード・ブレイブ、トリスタン
機体の色 ブラッドフォードロールアウトカラーと同一
ローレンス・グリード 全高4.97m 重量13940㎏ 第七世代相当機改修型
ローレンスを『黒の騎士団』との決戦に備えて改修した機体。元々重火力の本機はウァテスシステムで精密射撃も可能な機体であったが、破壊力の大きさ故に小回りのきく火器の不足が雛を悩ませていた。雛の要望によりアフラマズダで運用されたハンドガンとグロースター・ソードマンのヒートソードを追加装備としている。
ゼットランドの改修案も一部採用され、ハドロンバズーカは通常のダブルバズーカモード以外にドッキングによってギガハドロンランチャーとしての運用も可能としている(ダブルバズーカより威力は少々落ちるが、射程距離という一点においてはモルドレッドやゼットランドを凌ぐ)。
武装
ハドロンバズーカ×2(ブレイズルミナス・索敵システムと一体化) オールレンジボマー スラッシュハーケン×2 ハンドガン×2(アフラマズダで運用された装備を改修し、通常弾と炸裂弾の使い分けが可能) ヒートソード×2(ショートソードとしてコクピットブロック部に搭載。同時にヴィンセントのマウントラッチを追加している) ブレイズルミナス
機体の色…インディゴと白のツートン
機体のモデル…ゼットランド・ハート、モルドレッド
ガングラン 全長6.37m 重量9670㎏ 第七世代相当機
ガウェインの量産試作機として開発された機体。ドルイドシステムなどは搭載していないが、本体性能がガウェインと大差ない上にベース機には無い武装を多数搭載しているために扱えるパイロットがおらずお蔵入りになっていた機体に興味を示した涼子が担当技術者を通じて基地から二機を受領した。(尚、これにはどうせ扱いの難しい機体なら邪魔なナンバーズに押しつけ、あわよくば戦場で散って欲しいという二重の厄介払いがあったと思われる)。
武装は肩部にガウェインと同じハドロン砲を装備しており、その他に指のハーケンと両腕のブレイズルミナスが装備され、涼子を中心とした技術陣の改修で両腕のショートソードタイプMVSと首回りの機関銃と可変機甲を排除したアグラヴェインと呼べる。飛行姿勢の問題も改善され、ガウェインのように両手を広げて姿勢を安定させる必要もなくなった。
本機には高いセンスを持つヴァルスティード・ガルデニアと妹のセルフィー・ガルデニアが搭乗する。
武装
ハドロン砲×2 5連装スラッシュハーケン×2 機関砲×2 三連装ミサイルランチャー×2 大型スラッシュハーケン×2 ブレイズルミナス×2 ショートソードMVS×2
機体の色 黒と金
機体のモデル……ガウェイン・アグラヴェイン
パラディン 全高:6.87m 全備重量:13.30t 第七世代相当機
ブリタニアのとある開発チームが、ナイトオブワンことビスマルク・ヴァルトシュタイン専用KMFであるギャラハッドの量産試作機として開発したKMF。
背中に装備されたギャラハッドのエクスカリバー同様に機体の全高を超える大剣型剣コールブランドと両腕のソードタイプMVSを二本装備し、更に腰のハーケンを追加するなど武装という一点ではギャラハッド以上となっている。
機体性能はナイトオブラウンズ専用機に勝るとも劣らないものに仕上がるが、製造コストの問題をクリアすることが出来ず2機造っただけで開発は凍結してしまった。
その後、倉庫に眠っていたところを機体に興味を持った木藤涼子が同じく倉庫に眠っていたガングランと共に基地から2機を受領し、哀沢幸也とノエル・アーデルハイトの搭乗機となった。
ちなみに機体名のパラディンとは『聖騎士』という意味を持つが、これはパラディンの開発チームのスタッフが『帝国最強のKMFであるギャラハッドの量産機として恥ずかしくない立派な名前』という思いを込めて名付けた。
武装
コールブランド ソードタイプMVS×2 ワイヤーカッター型スラッシュハーケン×10 スラッシュハーケン×2 ブレイズルミナス
機体イメージ:ギャラハッド・アグラヴェイン(近接戦闘モード)
機体カラー:白と銀のツートン

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