[38222] コードギアス 追憶のエミリオ MEMORY−14 スモレンスク V |
- JIN - 2018年07月01日 (日) 13時18分
後世に「ヴォルガ戦争」と言われる、大激戦の最初は「ロシアの玄関口」とされる、スモレンスクを巡る攻防戦で開始された。
双方の布陣はそれぞれに三つ。
ポーランド・ベラルーシ・ウクライナの各軍が北から並び、GC側も上からクロックシュタイン&ヴァイトランド、アーウィング&サン・ジル&ヴィヨン、ゴーザルス&クレメンタインの各部隊が相対する形となっている。
全面激突の寸前に様々に交わされる会話。
(副騎士団長を含め、中央部はアーウィング家の揃い踏みか)
(下手をすれば一家全滅だな)
(まあまだ御長男がいるだろうが、それだけの覚悟で臨んでいるというわけだな)
(それにしても中央部が一番薄い感じだが大丈夫か。サン・ジル卿もヴィヨン卿もまだ経験としては未熟な方だし)
(まあ相手はベラルーシだからな。一番の主力でも実力的には一番低いらしいしな)
(北のポーランドは例の「雷光」か?)
(クロックシュタイン卿とヴァイトランド卿にとってはまさに正念場だな)
(ああ。アレキサンダー一門の名誉と浮沈に掛けても、ここは譲れないだろうしな)
(それでもやはりこの南の方面が一番の激戦だな)
(ああ。この間の前哨戦の因縁もあるし)
(例のクレメンタイン卿の狂騒がこっちにまで来ないか心配だぜ)
(そこはもうゴーザルス卿頼みだな)
(ああ。くわばらくわばら)
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