[37865] コードギアス 追憶のエミリオ intermission 決壊 |
- JIN - 2017年11月20日 (月) 22時24分
ヤクーツク市。
市内中心の宮殿ホテル。
その最上階スイートの一室。
その中に置かれたキングサイズのベッドが二つ。
その上で絡み合ってる二十人近い男女。
正確には、男と呼ぶにはいささかまだ憚りがあるような少年が一人と、その他の女性。
一つのベッドの上の中心にはその少年が、もう一つには背が高く引き締まったプロポーションの女性がいる。
その一つの上で、三人の少女を同時に組み敷き、四枚の舌を絡ませ合ってる女性。
激しく胸を揉まれ、痛みとも歓喜ともつかない声を上げる左の少女。
それを横目に、息も絶え絶えに、ようやく声を発する中心の少女。
「あ、ああ、い、いつもよりお激しいですわ…イース様…」
それに対し苛立った声で答える女性。
「当たり前だ! 西のGCの連中が派手にやってるというのに、この私はいまだにこんな田舎をドサ回り…こうでもしなければやってられるか!」
横目でチラリと隣のベッドを見る。
そこには仰向けになった少年の腰の上に少女が跨り、上半身には左右から他の少女たちがへばり付き、その肌に舌を這わせ合っている。
やがて腰の上の少女に問い掛ける少年。
「…君もボクのコ欲しいの?」
「ほ、欲しいです! ベル様の! ベル様のお情けをー!」
会話の途中で迎えた絶頂!
そしてそのまま後ろに仰け反り倒れる裸身。
それを待ってたかのように新たに跨る次の裸身。
それに苛立つかのように視線を逸らし、目の前の三人を乱暴にどかし、傍の三人をまた強引にベッドに引き倒す女性。
そしてまたいくばくかの時間。
流石に女性の方に体力的な疲れが見えてきたかと思いきや、突如として視線を合わせて、女性に襲い掛かる少女一同!
「な、なんだ!? なにをする!?」
そのままベッドの上に仰向けに押し倒し、大きく広げた両手両足をガッチリと押さえ込む!
「き、貴様ら、一体何のつもりだ!? まさかどこかの手の者だったか!?」
その正面から顔を寄せる少女の一人。
「別に危害を加えませんよ。イース様。私たちはむしろイース様のお手伝いをしようと思って」
「手伝い!? これのどこが!? なんの冗談だ!?」
それを無視して隣のベッドに声をかける少女。
「ベル様。もう良いですわよ」
その声を受け、裸身を起き上がらせ、そのまま女性が押し付けられているベッドの正面に立つ少年。
それに対して憎悪の目を向ける女性。
「そうか! おまえの差し金かー!」
「違いますわよ。私たちがベル様に頼んだんです。素直になれないイース様の御慰めの御相手をしていただきたいって」
「いいの?」
「ええ。もちろん」
同意の目を合わせ、これからの事を想像してウットリないしワクワクの表情をうかべる少女たち。
「や、やめろ、だ、誰がおまえなんかと…い、イヤー!!」
二時間後。
キングサイズのベッドの一つの上で激しく交わる女性と少年。
手四つで下の少年を組み敷きつつ、その上で激しく腰を振る女性。
時折に発する咆哮も含め、その姿は、まさに交尾に狂ったケダモノその物か。
それを周囲から眺めながら、感嘆かつ呆れの感想をそれぞれ述べる少女たち。
「あーあ。イース様ったら、なんのかんの言ってて、やっぱりこうなっちゃうのよね」
「さっきまでは下からベル様のお腰に脚をお絡めになって思い切り抱き寄せたし」
「やっぱりずっとお溜まりになっていたのよ」
「きっと最初からね」
「それにしても凄いわね。ベル様。あれだけ激しく責められてるのに、まだ一向にお果てになられてないわ」
「何度も果てられながら、まだ挑まれているイース様も凄いわよ」
そんな周りの声など聞こえぬかのように、下から問いを発する少年。
「ねえイース。イースもボクのコほしいの?」
それに対し、息も絶え絶えになりながら必死に答える女性。
「だ、だれが・・・おまえの汚らわしい子供など・・・」
それにまた顔を見回す少女たち。
「まだあーんなこと言ってるわよ。イース様」
「どうせ心の中では『デキちゃったらしょうがないけど』とか思ってんのよ」
「ああ。見たいわね。御二方のお子様」
「きっと凄い美形のお坊ちゃまになるわね」
「坊ちゃまの乳母役とーった!」
「あー。ずるーい!」
「その筆下ろし役も狙ってんでしょー!」
「あたしは御嬢様でもいいなあ」
「ちょっと。何を狙ってんのよ。何を」
「面倒だから。一杯お作りになってもらえばいーじゃない」
「そーそー。イース様の強い御身体なら、きっと十人や二十人くらい軽い軽い」
「楽しみねえ」
「お、おまえら、い、いいかげんに・・・ア、アアー!!」
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